番組探検

番組詳細

驚異の人体機能
(二) / 120分  原題:Incredible Human Machine

番組内容

ナショナル ジオグラフィック チャンネルが全世界に送る『驚異の人体機能』は、最先端の医療科学を基に日常生活の営みに必要なあらゆる人体機能を徹底解剖する革新的な2時間スペシャル。精巧なコンピューターグラフィック、画期的な手術シーンの数々、体内を映し出す特殊撮影によって、私たち自身が見たこともない人体のからくりを驚きともに明らかにする。

私達の体内では毎日100兆個の細胞が働き、1分間に1億2千万個の赤血球が地球2周分の動脈・静脈・毛細血管に送りこまれている。全身に2千万個の汗腺、瞳には12億個の光受容体、舌には味を感じる味蕾が1万個、鼻には嗅覚センサーが2千個もあることなど、数値で見た人体の機能は未知そのもの。皮膚、視覚、聴覚、嗅覚、神経、消化、呼吸、骨、筋肉、思考にいたる全機能を徹底検証するこの革新的なドキュメンタリーは、私たちの1日がいかに不思議で素晴らしいものであるかが伝わる2時間だ。


この番組最大のサプライズは“話す力”の実験で、あの世界的なロックバンド・エアロスミスのスティーブン・タイラーが参加している点。コンサート会場のバックステージで、医師とナショジオクルーが大熱唱するタイラーの声帯にかかる負荷を調べたところ、1度のステージでなんと声帯は50万回以上開閉していることが判明した。またタイラーの出血した声帯を修復するレーザー治療の様子も見学させてもらう。番組では、芸術的ともいえるこのレーザー治療のほか、脚から採取した神経を動かなくなった腕の配線系統を回復させる移植手術や、患者が手術中に話しができる覚醒状態で行う脳の癌細胞摘出手術など、21世紀ならではの最先端医療の現場へも案内していく。


番組には、脳、話す、神経系、心臓、骨、視覚など、各分野の権威ある医師たちが多数協力している。日本からもNTTコミュニケーション科学基礎研究所の科学者が、特殊電流ヘッドフォンを使って三半規管にほんの少しの電流を送って人の進む方向をコントロールする、という独自の実験を紹介する。


オリンピックの重量挙げ選手のパワーや、体操選手の美しさ、5種競技選手の忍耐力を例に、驚くほどの機敏さとスピードで類まれな能力を発揮するアスリートたちにも注目する。その他、人間の血液と脳の重要な関係を立証するアメリカ海軍のアクロバット飛行チーム“ブルーエンジェルス”隊員や、失った視力や運動能力を取り戻した患者たちの素晴らしい回復力と再生力などにも触れていく。


医学の進歩と歴史:
1674 – 高性能顕微鏡の開発
1796 – ワクチンが発見される
1800 – 義足の装着例
1818 – 輸血の成功
1846 – 麻酔使用の外科手術
1867 – 消毒剤の出現
1887 – 米国立衛星研究所(NIH)の設立
1895 – レントゲン(X線)写真の撮影
1899 – アスピリンが特許取得
1922 – インシュリンの発見
1928 – ペニシリン(近代の抗生物質)の発見
1945 – 腎臓透析機械の登場
1952 – 小児麻痺ワクチンの生産
1953 – DNAの謎を解明
1953 – 心臓切開バイパス手術の成功
1954 – 腎臓移植手術の成功
1957 – 内視鏡検査の開発
1960 – 経口避妊薬の承認
1967 – 心臓移植手術の成功
1977 – MRIスキャンの技術導入
1978 – 試験管ベイビーの誕生
1980 – 天然痘の根絶
1983 – HIVウィルスを確認
1987 – 角膜レーザー手術
2003 – ヒトゲノムの解読
2005 – 顔面移植手術の成功


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