絶滅寸前のクロサイvs密猟者

原題:Return of the Rhino

番組内容

小さいながら人間の大きな心と広大な自然が残り、地方の27%の土地に野生動物が生息する国、ボツワナ。だがここに棲むサイは1980年代にことごとく密猟されてしまった。自然公園がシロサイを保護し野生に戻したものの、90年代に入ると、サイは再び絶滅してしまったという。1991年5月、人里から数キロ離れた国立公園の境界線を車で走っていた我々は銃声を聞き、何が起きたのか調べることにした。すると、銃で撃たれたクロサイが血を流し、角を切り取られて倒れているのを発見した。実のところ、まだクロサイが生息しているとは思っていなかった。私は軍のトップであるイアン・カーマ将軍に助けを求めた。彼は30人の部下を調査用に派遣してくれ、我々は密猟者たちが20頭のゾウも撃ち殺していたことを突き止めた。続く数ヵ月、将軍はパトロール用の兵を800人にまで増やして密猟を撲滅した。我々のグループは、あのエリアは安全になったと判断した。それが間違いなら、今までの努力が無駄になるうえ、密猟がまた増えているのではとの疑問をあおることになる。政府と保護団体と一般企業の共同プロジェクトが提案されたが、費用がかかりすぎることが分かった。育てた動物を自然の真ん中まで運ぶには、多大な費用がかかるのだ。最終的には軍の助けをかりながら、予算を縮小して進めることになった。