2009年 ナショジオ・ベストショット

原題:NatGeo's Top 10 Photos

番組内容

『2009年 ナショジオ・ベストショット』は、2009年発行のナショナルジオグラフィック誌選りすぐりの写真10枚を、カウントダウン形式で紹介する、1時間のハイビジョン特別番組。司会は、ナショナルジオグラフィック編集長クリス・ジョンズ。彼が自ら選んだベストショット10枚は、前人未踏の洞窟や絶滅の危機に瀕する淡水イルカ、世界の食糧危機、消えゆく部族など、実に幅広いテーマを取り上げている。今年、ナショナルジオグラフィックのカメラマンが撮影した100万枚を越える写真のうち、紙面を飾ることが出来たのはわずか1000枚に過ぎない。栄冠に輝いたのは、その中から選び抜かれた最もインパクトの強い10作品だ。

ケビン・シェイファーは茶色く濁ったアマゾン川の水と格闘。フリッツ・ホフマンは自ら宙づりになりながら、怒江にかけられたケーブルを伝って、対岸の市場へ家畜を運ぶ村人を撮影。スティーブン・アルバレスは、画期的な照明法で地下洞窟の撮影に成功した。オーストラリアの干ばつを取材していたエイミー・トンシングは、地元の農家を追って、かつて豊かな農場だった渇いた大地を通過中、偶然シャッターチャンスに遭遇したと語る。ブリトニー・スピアーズ、ジャック・ニコルソン、アンジェリーナ・ジョリーなどハリウッドセレブ写真を数多く手がけてきたマーチン・シェラーは、本誌の初仕事でタンザニアへ飛び、消えゆく部族「ハッザ」を取材。照明や発電機といった撮影機材をアフリカの原野に持ち込み、人々の素顔に肉薄した。ランディ・オルソンは、コンピュータ制御の水中カメラで、ロシア・カムチャツカ半島に生息するヒグマの姿をキャッチ。世界各地で戦争や紛争、社会の不平等を追いかけてきたジョン・スタンマイヤーとジェームズ・ナクトウェイは、今年も社会派のテーマに挑戦。スタンマイヤーは、世界の食糧危機について9カ国を取材し、ナクトウェイは数ヶ月がかりで、世界最大のイスラム国家インドネシアの横顔を様々な角度から捉えた。複雑なテーマを取り上げる重要性と、決定的瞬間を捉える秘訣を語る一方で、2人は重大な社会問題に意識を高める必要性を強調することも忘れていない。レン・ジェンシェルとダイアン・クック夫妻は、時間と天候に手を焼きながら、シカゴ市庁舎の屋上庭園を撮影している。
なぜこれらの作品が読者の心をとらえ、ベストショットに選ばれたのか、番組ではクリス・ジョンズがそのポイントを随所で説明していく。